日々の育み  - 東京に家を建てる ・パパ目線の趣味と育児 -

まずは家造りのことを中心に。たまにアウトドアを中心とした趣味や育児をパパ目線で書いていきます。

現場見学 / 床材が貼られていた - ワイルドアカシアオイル塗装乱尺120 -

いつも現場に行くと、その予想以上の進み具合に驚く。

それが今回は想定の遥か上をいっていた。

 

現在進行形のお話。小雪舞う中で現場見学へ。

到着すると現場前には何やらトラックが2台&石膏ボードを運び込んでいる人たちの姿が。

「これは作業がひと段落するまでは中には入れないね」なんて挨拶しながら外から眺めていると、外壁が半分以上貼られている。その作業員の方の姿も。

いきなりの外壁との初対面にまずは驚く。

 

営業の方に何度か頼んで、ようやく貰えた工程表(仮のものだと念を押されたが)からしても早い。まだボードの積み下ろし作業はだいぶかかりそうだったので昼食に行きつつコンビニでコーヒー飲んだりと時間を潰して戻る。子供も車から降りたがらない。裏の公園に行くにも寒すぎた。

 

戻れば、階段予定エリアに石膏ボードの山。

いつもお世話になっている大工さんが黙々とそれを貼り付けている。

挨拶をし、ふと足元を見ればフローリングの姿。

「フローリングが貼られてる!」

養生をされているので気がつかなかった。今日2度目の初対面。

奥さんと2人で養生が切れているサイド箇所を入念に眺める。

 

過去、間取りやサッシサイズ含めてそうだったように。

悩んだ時間が長いほど「あーだ、こーだ」と現場で答え合わせが始まる。

そこに大工さんも加わる。

わざわざ手を止めて、こちらの独り言にも関わらず話に混ざってくれる。感謝。

 

大工さんは若いようでいて、もう高校生のお子さんもいるとか。非常に物腰が柔らかく仕事も丁寧で現場は常にキレイだ。差し入れで毎回使う、100円ショップのクーラーバックを「ありがとうございます」と律儀に返却してくれる。

建築会社の営業の方が言うには「大変な現場にはまず声をかける大工さんです」らしい。色々無理が効くなど。「そ、そんなに大変な現場ですか?」と軽く否定しつつ。

建築会社の社員でもある現場監督さんは元ゼネコン系でビルなどを作っていた方とか。同じく「大変な現場にはいつm (ry」

どうりで皆さん仕事が早いはずだ...

フローリング鑑賞会。気になっていたのは某所に貼るコレ

www.sanwacompany.co.jp我が家のフローリング、三層の挽き板や突き板がメインだったりするけれど、これは唯一の無垢単板なもの。この商品、貼るのが大変という噂も聞いていたけれど、極めてキレイな仕上がり(養生されているのでほとんど見えないけど)。

 

「いいじゃん」予想よりいい。

笑み混じりで唸っていると「これいいですよね!」と大工さんも参戦 & 絶賛。

最後まで何を貼るか迷っていた箇所だったので、大工さんからそう言われるとやはり嬉しい。奥は貼られていない箇所があった。一部足りないらしく、追加発注しているそう。「余ったら欲しいです」なんて言ったものの、それどころじゃないなと思ったら、奥から大工さんが2枚取り出して「これ持って帰っていいですよ」と。

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パッチワーク的な節や工作室的なラフな雰囲気が気に入ったのだけれど

どうやら、反りが強いらしくハジいた品らしい。ワイルドだけあって個体差もあり、そこらへんが「貼るのが大変」(という噂)なのだろうか。貼り終えた大工さんは、そんなこと一言も言わなかったけれど。

 

「うーん。やっぱりいい」皆で眺める。

あんまり言うもんだから、LDも全部これにすればよかったかも?何て悪い癖(迷いや後悔etc)が出はじめる。無垢単板は商品単価だけでなく張り手間もかかるので、やはり高級。サンワカンパニーは定価だったりするので建築会社の割引も期待できない。
床材は最後まで検討や変更を重ねた箇所だ。

 

もらった板2枚を抱えて、大工さんに「お気をつけてお帰りください」と玄関までお見送りされながら帰路に。奥さんは最後まで「そんな板どうするの?」と持って帰るのを渋ってはいたけど。物が多い我が家、断捨離推進委員長的には「いらないでしょ」らしく。「家具作れるよ」なんて言葉は小雪と共に溶けていくのでした。