土地考 / 土地の持つ個性の重要性
土地選びは「慎重」に。
単に予算だったり、スケジュールなどの都合だけで「モヤモヤしたまま」土地を決めてしまうのは危ない。
「良い点」「悪い点」を見つめて、自分自身が納得することが大事なのだろう。そのためには「悩む時間」は絶対に必要だと思う。でもちゃんと「自分の直感」は信じてあげたい。
「早くしないと売れてしまいますよ」なんて営業文句は「必ず言われる」ことだと思って気にしない。売れてしまえば「縁がなかった」として割り切るし、やたら急かす営業さんとは極力付き合わない。優秀な方は「本当に売れそうな時」にちゃんとケアをしてくれるものだ。
家を建てる上で「土地選びは一番大事」だったなと痛感する。
設計から建築にかけて、その土地の特性(メリットだけでなくデメリット)とひたすら向き合うことになる。設計の段階から諸々と。開口部1つとっても。
建築中の今もそれは変わらない。おそらく住み続ける限りずっと。
「価格と広さと環境」と引き換えに、うちが諦めたのは「駅からの近さ」だ。
歩いて20分くらいはかかるかもしれない。自転車だと5,6分程度だろうか。
今の土地を選んだことに後悔はないけれど、
たまに「こういうところも良かったなあ」とか思うこともある。
特に商店街の近くとか。歩いてすぐ、気軽に飲みに行けるような店があったり。やっぱり広めの庭も欲しいなとか。もっと郊外でもよかったかもね、など。
駅の規模も大きくなる。
今までは大きなA駅と小ぶりなB駅の間に住んでいたのが、B駅からは離れA駅を使うことに。大きな駅は移動に関してのロスも多い。広いバスターミナルや駅ビルで混み合う歩道、信号の多さ、大きく回り込む動線など。
駅周辺から、改札を抜けてホームに出るだけでも時間がかかる。
自分はB駅の方がコンパクトにまとまっていて好きだった。
そうやって「無い物ねだり」を繰り返す。多分一生。
久しぶりにアクセスカウンターを見たら、こんなブログにも訪れてくれる人がいることにちょっと驚きが。
独り言のようなブログが続きますが、すいません。